多様な可能性を調和させたリノベーションマンション多様性と調和のリノベーション
- 所在地
- 北海道札幌市中央区
- 構造・規模
- RC造・専有面積88.36㎡
- 家族構成
- 大人2名+子供1名
- 撮影
- 水上ゴロウ【水上ゴロウ写真事務所】
- Before/他写真
- 石原英祐
モノ・コトストーリー
施主であるF様とは、実は何年にも渡りお付き合いさせていただいておりました。
当初お探しの地区には希望に見合う中古物件が無く、時だけが虚しく過ぎて行きました。
が、その間に生活形態も変化し先々の暮らしのあり方も見え始めたところで、タイミング的にも本格的に中古マンションをまた探し始めることに、、、、、、
今まではなかなか物件が見つからなかったのですが、本当にタイミングもよく何件かの物件がヒットし、その中から一番希望に近い物件を購入することが出来ました。
当初お探しの地区には希望に見合う中古物件が無く、時だけが虚しく過ぎて行きました。
が、その間に生活形態も変化し先々の暮らしのあり方も見え始めたところで、タイミング的にも本格的に中古マンションをまた探し始めることに、、、、、、
今まではなかなか物件が見つからなかったのですが、本当にタイミングもよく何件かの物件がヒットし、その中から一番希望に近い物件を購入することが出来ました。
家族はご夫婦と子供の三人家族。
当初のご希望は、夫婦の寝室と子供部屋、客間、LDKの一般的に言う4LDKの間取りがご希望でした。
しかしヒヤリングを進めていくと、客間を使う頻度と必要性を考えると独立した客間は必要ないのではないかという結論に。
しかしながら、もしお客様が来たときなどに対応できる術も持っておきたいということでしたので、色々考えた末たどり着いたのは「小上がり」をつくろうということになりました。
当初より、インテリアイメージはインダストリアルデザインでしたので、畳間である小上がりは異質になりがちです。
さらに、普段の使い勝手として閉鎖空間にはしたくなかったので、オープンな空間に和空間を違和感なく組み込まなくてはならない状況でしたが、上手くインダストリアルなデザインを崩さずまとめられたのではないかと思っています。
当初のご希望は、夫婦の寝室と子供部屋、客間、LDKの一般的に言う4LDKの間取りがご希望でした。
しかしヒヤリングを進めていくと、客間を使う頻度と必要性を考えると独立した客間は必要ないのではないかという結論に。
しかしながら、もしお客様が来たときなどに対応できる術も持っておきたいということでしたので、色々考えた末たどり着いたのは「小上がり」をつくろうということになりました。
当初より、インテリアイメージはインダストリアルデザインでしたので、畳間である小上がりは異質になりがちです。
さらに、普段の使い勝手として閉鎖空間にはしたくなかったので、オープンな空間に和空間を違和感なく組み込まなくてはならない状況でしたが、上手くインダストリアルなデザインを崩さずまとめられたのではないかと思っています。
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ポイント
- 《インダストリアルデザイン》
- ハードな印象を与えるインダストリアルデザインですが、冷たくならないようにインテリアをまとめています。
- 《オープンキッチン》
- サンワカンパニー社製のオールステンレスキッチンが空間を引き締めています。暮らしの中心にキッチンを置くことによって家族との会話やコミュニケーションが多くなります。
- 《無垢材の床》
- 防音性能を求められるマンションの床でありながら無垢の床材を用いています。材質は欧州赤松。針葉樹の柔らかい材質の樹種で、足触りがとても気持ちよく、本物の木だけが持つ自然な香りが心地よく、満足感溢れる床材です。
- 《小上がりの間》
- インダストリアル空間とは真逆と言っていい、和の空間である小上がりを組み込みました。
- 《造作家具》
- 食器棚、テレビ台など主要な家具は、オリジナルでデザインして製作したオンリーワンなものです。
- 《洗面化粧台》
- 天板にコンクリートを思わせる仕上がりの「モールテックス」を使用。シンクは大き目なサイズの医療用シンクを用い、デザイン性を保ちながら機能性と使い勝手を重視したデザインとしています。
- 《バーンドア》
- 洗面所入口には、この住宅のデザインの”顔”ともなる「バーンドア」を採用。インダストリアル空間になじむデザインです。
- 《自然系塗料》
- 床や家具に用いている塗料はすべて健康を害さない自然系塗料「プラネットカラー」を採用しています。