事例紹介

高台のリノベーション住宅

物件名
高台に建つ戸建てリノベーション
所在地
北海道札幌市南区
構造・規模
木造2階建て(延床面積95.99㎡-29坪)
金額
1300万
家族構成
夫婦・子供2人の4人家族
モノ・コトストーリー
賃貸マンションにお住まいだったSK様ご家族。
ご夫婦と幼稚園に通うお子様、赤ちゃんの4人家族です。
奥様は早期の職場復帰を望まれているとのことでやはり、子供の面倒を実家に頼むこともあろうかと、奥様の実家近くに中古住宅を探すことになりました。

中古住宅は早々に条件の合う物件が見つかりましたが、物件調査をしてみたら少々問題ありでした。
床の傾きが大きく許容範囲をはるかに超えていました。
壁の内部も一部腐っていることが判断できました。
しかしながら相場よりもかなり安く手に入るこの物件、かなりの部分について手を掛けてもそれでも予算内で納まりそうです。

そこで状況をよく観察してみました。

① 地盤は近隣を含め、優良な地盤。
② 基礎にひび割れなど見られず、柱などの傾きもない。
③ 床が傾いているのは、1階と2階の壁の位置がずれているためで、梁のたわみによって床が傾いているがこれは修正可能。
④ 壁内部の腐れは、水回り(浴室・洗面周り)に限定しているようなので、これも修正可能。

以上につき、問題になりそうなところはすべてリノベーション工事によって修正が可能、かつ予算内に納まることがわかったのでリノベーションにGOを掛けました。


間取りは上記に書いた通り、元々1階と2階の壁の位置が揃っておらず、大部分の2階の柱の荷重は1階の柱ではなく梁で受けている状況でした。
ですので新しい間取りはなるべく1階の2階の壁を揃え、必要なところには1階に表しの柱を建てました。
これでかなり耐震性能も上がりましたし、これから床が大きく傾くこともないでしょう。
全体的な断熱・耐震性能は現行の建築基準法の基準よりも優れた性能にしています。

外壁はスタイリッシュな見ためとメンテナンス性に優れたガルバリウム鋼鈑立平葺としました。
内部については床は北海道産無垢トドマツを用い、ワックスとして米ぬかから作った米ぬかワックスを塗っています。
また壁は全面珪藻土を塗っており、匂いや化学物質の吸着、湿度調整などが期待できるものとなっています。
ダイニング上部には小さいながらも吹き抜けを設けました。
この吹き抜けがあることによって、心の開放感や2階で遊ぶ子供たちの気配が感じ取れるようにしています。
とても素敵なダイニングチェアをお持ちでしたので、ダイニングにはこの椅子に合うダイニングテーブルをデザインして作りました。
雰囲気にピッタリ合って、良い感じです。
2階のファミリールームは、将来子供部屋として壁でも家具でも仕切れるように今はワンルームにしています。

30坪弱の面積は小さな住宅ですが、大きく暮らせる住宅になりました。
写真
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